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2010年12月13日 (月)

”隣人”という寄り添い方

東京に山谷という地域があります。

戦後の歴史というのもあって、日雇労働者などが多く暮らす、私にしてみれば空気も重く独特な雰囲気のする町です。

一度だけ行ったことがありました。美味しいお店があるからと、友達数人で。
なぜ、あんな町が存在するんだろうか。。近くの駅を降りて、一歩通りに出た瞬間に、苦虫をつぶしたような顔つきで、約束の場所へ向かったことを思い出します。
どうしてこんな町に、いくら美味しいからと言って、来なければ行けなかったんだろうとも。。

もう、二度と足を踏み入れることはないだろうと思ったその町で、「ホスピス看護」をしている人たちがいるそうです。

仕事もなく、家もなく、行き場を失いつつ余命もないというような人たちを受け入れる施設なのでした。

人として接し、個室を与え、食事を与え、人の温もりを与えると、入居者たちは心を溶かし、最期にはその場所で笑顔で人生を閉じる人もいるそうです。

家族がなく、または見放され、それでも”隣人”として、山谷の人たちに寄り添っている人たち。

こんな生き方があるのだと、感慨深さを持ちました。

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